地域の素材で、その地域のひとのためにつくる

 木工の街飛騨古川で開かれたSmart Craft Studio 2017では、IoTをテーマに、それぞれのチームがクライアントを見つけ、その人のためにプロダクトを作るプロジェクトを行った。そこで私達は「2人」のクライアントを設け、それぞれにとって価値を提供できるようなプロダクトを開発した。
 二人とは西野製材所の西野さん、生花講師の西村さんであり、西野さんへのインタビューの中で出てきた、「決して悪いものではないが使われない木材」、西村さんがおっしゃった「生花を感じるときには、それを「撫でる」」といったキーワードをうまく組み合わせ、木材の良さをうまく出しながら、西村さんが遠くにいる生花友達とコミュニケーションを取ることができるような「ランプ」を作り出した。ランプを撫でると、その色が変わり、撫でたことが中にあるRaspberry Piを経由して遠くのランプへも伝わる。それは飛騨のひとたちが大切にしている「スローライフ」を壊さずに行うことのできる新たなコミュニケーションになるのではと思う。

制作の流れをまとめたレポートはこちら(Google Docs)
https://docs.google.com/document/d/1-uX8kzGQGrjkzWuiHEJSDWDBhs2TJaLBr_9B_MDaKNE/edit?usp=sharing
制作
Hiroaki Ohba
Justina Wat
Graham Paul Switzer
Chang Liu
Mabel Choi
Ching Huang

協力
FabCafe Hida
西野製材所

制作期間
2017年6月

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